リーダーとは何か?

とある映画の中の話です、、、、、

ある組織の女性。

有能でどんな任務もミスなくこなすし、自分にも他人にも厳しい。

これまで一度も失敗はなく、誰もが彼女には一目置くのに、なぜか彼女は一度もチームのリーダーになったことはありませんでした。

他の者たちがリーダーとして指名されるのを横目に、どうして自分をリーダーにしてくれないのか?

何の不足もないはずなのに!

業を煮やした彼女は、組織のトップに直談判しました。

『どうして私をチームリーダーにしてくれないのですか?』

『キミは有能だし、仕事にも忠実だ。しかし今まで一度も失敗がない。それがキミをリーダーにできない理由だよ』

『なぜですか?失敗がないほうが、リーダーとして適任だと思いますが』

『チームのリーダーは、自分が完璧なだけでは務まらないよ。
キミほどは有能でない者たちを任務につかせ、ひとりの犠牲もなく無事に連れ帰るためには、ミスをする者、失敗する者の気持ちを知るものでなくてはならない。
一度も失敗したことのない君に、その気持ちを理解することができるのかい?
わかるだろう? それがキミを指名しない理由だよ』

仕事で失敗してしまった。

会社や仲間に迷惑をかけてしまった。

辛いし、情けないし、恥ずべきことだと思っているかもしれません。

でも、その失敗には必ず意味があります。

なぜなら、その失敗があるからこそ、知ることができた学びや痛みがあるはずだからです。

人は成功よりも、失敗からより多くのことを学び、分析し、改善しようとします。

その経験があることこそ強み。

「失敗したことがない人に、本当の成功はない」と言われるゆえんでもあります。

では、あらためて、『リーダー』とは何か?

リーダーとは部下の感じている痛みを、自らの経験として知るもののことである。